簡単コピー術!“無条件イメージ” を操れば誰でも簡単に売れるコピーが書ける。
「とろ~りタマゴ」と「生卵の黄身」。
どっちが食欲をそそるかと言ったらこれは明白だ。
黄身が乗っかってるだけで無条件に、「味がまろやかに~」なんて喜んでしまう。
でも「生卵の黄身を飲め」なんて言われたら絶対イヤだよね。気持ちわりい。
全く同じものなのに表現でこんなに変わってしまう。
それどころか味覚まで支配されてしまっているから恐ろしい。
もう洗脳レベルだ。
恐ろしや、タマゴ。
ただ、商品開発やコピーで、時にはそういうのに乗っかるのも大事。
「とろ~りタマゴ」ってだけで無条件にレベルが2上がるなら使わない手はない。
この “無条件イメージ” は他にも色々あって、食べものなんか特に多い。
「エビがプリップリ」「チーズとろ~り」「臭みが全く無い」とか。
「あんなのマヤカシなんですよ!」なんて頑固に使用を避けて、売れなかったら元も子もない。
コピーは芸術ではない。カッコよかったり、美しかったりしても売れなきゃ意味がない。
一番売るのが、一番いいコピーだ。
そんなわけで、黄身が乗ってる料理を見る度に、コピーの威力を再認識再恐怖するのです。
それはそうと、黄身だけ乗ってる料理はよく目にするけど、
残った白身ってどうしてるのかな?白身料理なんて無いよね??
もし捨ててるとしたらかなり勿体無い。
かと言って、たんぱく質を欲するボディビルダーがタッパー持って店の裏口に並んでいる光景など一度も見たことがない。
これはあれだな多分、もう既に、
飲食店とゴールドジムは裏で繋がってるな。